保護者のための英語学習ガイド

英語は読めるのに、意味を説明できない|emptyを物語全体につなげて読む|Protostar

emptyを読めても意味を説明できないとき、物の状態と物語を結ぶ。水がないコップとDanの目的から、英文の意味を確かめます。

emptyを滑らかに読める。でも「どんな意味?」と聞くと答えが出てこない。もう一度読んでも、発音はでき、説明では止まる。そんなときは、意味に合う物を指したり、文の中の状態を話したりする課題に変えてみます。音として読めた語を、意味とつなげる次の一歩です。

emptyは、何の状態を表している?

透明なコップを二つ用意し、一つは水を入れず、もう一つは水で満たします。emptyがどちらを表すかを選び、どう分かったかを聞きます。「こっちは水がない」と指せるなら、意味は理解し、英文で説明する部分に手助けが必要なのかもしれません。

「The cup is empty. There is no water in it.」と文にすると、コップの中に水がない状態を伝えられます。次に「The cup is full of water」を出し、先ほどとどう違うかを聞きます。対比があると、大人の指さしだけを頼りにせず、自分で意味を確かめられます。

人物の目的と、一緒に読む

語を短い物語へ戻します。

Dan wanted a drink of water. He picked up his cup, but it was empty. He went to the tap and filled the cup.

Danは水を飲みたいのに、取ったコップには水がなく、水道で水を入れました。「Why did Dan go to the tap?」と聞きます。「because empty」には意味の方向が見えますが、何をしたい人物で、何が足りないかを加えると、答えが伝わりやすくなります。

Dan went to the tap to get water because he wanted a drink and there was no water in his cup.

wanted a drinkとit was emptyを、本文の中で指してもらいます。一つは飲みたいという目的、一つはコップの状態です。空のコップは片付けることも、そのまま置くこともできます。この物語では水を飲みたいと書かれているので、水を取りに行った理由につながります。

二つを線で結ぶと、自分の説明が本文のどこから出てきたかを見られます。

絵を閉じても、説明できるか

意味が分かったら、空のコップの絵を一度隠します。原文を読み、「ここでemptyは、何を教えている?」と聞いてみます。「水がないから、Danは水を入れた」と本人の言葉で説明できれば、文の意味を使えています。

「左のコップ」とだけ覚えていたら、コップの位置や物を変えて、もう一度判断してもらいます。答えにDanの名前を加える方法もあります。絵を見ていない人にも、誰がなぜ水道へ行ったかが伝わる答えになります。

コップから、かばんへ変える

次は別の物です。

Mia opened her bag. It was empty. Her books were still on the table.

「What was in Mia’s bag?」への答えは、例えばこうなります。

There was nothing in Mia’s bag. Her books were still on the table.

今回は、かばんに入っている物の話です。「水がない」と答えた場合は、前の場面をそのまま語の意味として覚えていた可能性があります。bagとbooksを読み直し、今は何の中に物がないかを確かめます。

「本はどこにある?」と別に聞けば、emptyの理解と、明示された情報の理解も分けて見られます。本文に本はテーブルの上と書かれています。なぜ忘れたかまで推測せず、書かれた情報を答える練習ができます。

家での読解は、一語の意味から始められる

文の意味に影響する語を一つ選び、具体的な対比を作ってから原文に戻ります。日本語の説明が役立つ場合も、説明の後に英文をもう一度読み、指したり短く答えたりする機会を残せます。

物が変わると迷うなら、空の箱とおもちゃの入った箱など、分かりやすい対比へ戻れます。違う物でも判断できたら、理由を聞く文を一つ加えます。実際の答えに合わせて、少しずつ練習を広げられます。

同じemptyでも、後の行動は変わる

「The bottle was empty, so Dan put it in the recycling bin.」も読んでみます。ここでは、空のボトルを回収箱に入れたと書いてあります。emptyを見ただけで水を取りに行ったと答えず、文全体から行動を読みます。

コップの段落と比べ、「こちらでは水を飲みたい。ボトルの文では回収する」と説明できれば、語の意味と、その場面の情報を両方使えています。この小さな変更から、次に必要な問いを選べます。

Protostarの読解レッスンでは、基礎の読みから、語彙の意味、文法、why・howの質問、本文の根拠へ段階的に進み、能力に合う教材を使います。イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリアのネイティブ講師がオンラインで直接指導し、講師の平均指導経験は14年です。

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動画の音楽について

Carefree — Kevin MacLeod (incompetech.com)。ライセンス: CC BY 4.0。音楽の出典:incompetech。

音楽の編集・ミキシング:Protostar