保護者のための英語学習ガイド
話すと伝わるのに、英作文では分かりにくい|読み手に必要な背景を書く|Protostar
話すと伝わるのに英作文が分かりにくいとき、he、it、thereの指す背景を補う。模型の飛行機の出来事を二文で明確にする例です。
模型を指しながら、お兄さんが何をしたかを話すと、家族にはすぐ伝わる。でも英作文ではhe、it、thereだけが並び、初めて読む人には誰の何の話か分からない。口で説明するときに手振りや共有した記憶が補っていた情報を、文章に入れる練習が役立ちます。
読み手が受け取る原稿を、そのまま見る
短い原稿です。
He dropped it there. We tried again.
誰が落としたか、何を落としたか、どこか、何をもう一度試したか。読み手にはいくつかの問いが残ります。模型を横へ置き、指差しで補わず、紙の言葉だけで読んでみます。
「If I only read these words, what would I need to know?」と聞くと、原稿に足りない情報を探せます。先に完成した段落を渡すより、お子さんが伝えたい出来事を聞くところから進めます。
質問で、実際に伝えたい内容を集める
この例の答えはmy brother、our model plane、on the classroom floorでした。tried againについては、飛行機を拾い、もう一度飛ばそうとしたと説明しました。
四つの答えを短いメモにして、どの文に入れるかを考えます。「もう一度試した」だけなら、飛ばしたのか、修理したのか、作り直したのかを聞いて確かめましょう。お子さんの答えが、次に書く動作を決めます。
初めて必要になる場所で、人物や物を紹介する
一文目はMy brotherから始めます。itをour model planeに、thereをon the classroom floorにすると、人物、物、場所が明確になります。
二文目ではitを使えます。一文目で飛行機を紹介したので、何を指すか分かるためです。一度背景を伝え、後の文で代名詞を使うと、文章も自然につながります。
完成した二文を、元の話と比べる
質問で得た内容を戻した原稿です。
My brother dropped our model plane on the classroom floor. We picked it up and tried to fly it again.
一文目ではHe、it、thereが具体的になりました。二文目のpicked it upで、床に落ちた飛行機を次にどう扱ったかが分かります。to fly it againで、何を試したかも伝わります。
読み直し、お子さんが最初に話した出来事と同じかを確認します。この原稿には、翼が壊れたことや修理の成功は加えていません。話した内容を、読み手が追える形にしています。
入れる情報は、文章の目的に合わせる
短く試し飛行を説明する課題なら、人物、飛行機、場所、拾って試した行動が役立ちます。服の色や教室の机の数は、今回の出来事を理解するために必要かを考えます。
音や気持ちを描写する課題なら、それに合う材料をさらに聞けます。「この情報で、読み手は何が分かる?」と一つずつ確認すると、背景を補いながら内容の中心を保てます。
その場にいなかった人に読んでもらう
出来事を聞いていない家族に、文章だけを渡します。誰が何を落とし、どこに落ち、あとで何をしたかを説明してもらいましょう。書き手は説明を足さず、まず相手の理解を聞きます。
Weが誰か分かりにくければ、「My brother and I picked it up and tried to fly it again.」とも書けます。共同で行動した人物を示し、同じ出来事を保つ修正です。
次の原稿ではhe、she、they、this、thereが初めて出たところに、指すものがあるかを見ます。代名詞から前の言葉へ線を引き、見つからない場所を質問します。二人の男の子がいてheが曖昧なら、混乱する文だけ名前に戻せます。
試読した人が作り直した話だと思ったら、to fly itが残っているかを見る。落としたのが書き手だと思ったら、My brotherを確認する。一つの誤解に一つの文字の場所が対応すると、修正の目的が明確になります。
読み手に伝わる文章を練習する
Protostarの英作文コースでは、文体に合う内容と構成を考え、作品へのfeedbackと修正で、文の伝わり方も確かめます。構想、執筆、読み直しをつなげ、お子さん自身が前後を比較します。
オンライン授業は、イギリス・アメリカ・カナダ・オーストラリア出身のネイティブ講師が直接担当します。講師の平均指導経験は14年です。学年と最近の短い作文を伝えると、背景を補う練習、内容の並べ方、文の形など、次の必要な学習を相談できます。
動画の音楽について
Carefree — Kevin MacLeod (incompetech.com)。ライセンス: CC BY 4.0。音楽の出典:incompetech。
音楽の編集・ミキシング:Protostar