保護者のための英語学習ガイド

英作文の題材が浮かばないとき|経験から出来事を一つ選ぶ|Protostar

公園で遊んだ経験から、ボールが木に引っ掛かった出来事を選ぶ例です。質問への答えをたどり、書く題材と英語での表現を分けて考えます。

「思い出に残ったことを英語で書いてみよう」と言われて、お子さまが書いたのは「We went to the park.」の一文。週末にはサッカーもアイスクリームも楽しんだのに、活動の名前をいくつか足すと手が止まってしまう。話すことはたくさんあっても、その中から文章の中心を選ぶのは難しいことがあります。

公園に行ったという記憶が出ているなら、その時間の中で何が起きたかを一緒に思い出してみられます。英作文のコースを比べるときも、短い答えからどう書く材料を見つけていくかを見ると、必要な練習が分かりやすくなります。

場所と活動から、一つの出来事へ

例えば、公園で何をしたかを聞いてみます。

Tell me one thing you did at the park.

「We played football.」と答えたら、サッカーという活動が出てきました。次に、その日、予想していなかったことが起きたかを聞きます。

Did anything unexpected happen? > The ball got stuck in a tree.

ボールが木に引っ掛かった。ここには、解決することが生まれています。読む人も、ボールをどう取り戻したか知りたくなります。

How did you get it back? > My dad helped us.

お父さんに助けてもらったという答えまで出ると、サッカー、木に引っ掛かったボール、助けを求めて解決したことがつながります。簡単な英語でも、文章の中心にできる出来事が見えてきました。

質問に答えるたび、覚えている内容が少しずつ絞られています。「サッカーをした」という活動から、その日の変化と、それに対してしたことを取り出す過程です。原稿を書く前の短いメモにも使えます。

一つを選ぶと、その先の内容を考えやすくなる

午後の出来事をすべて書こうとすると、公園に到着したこと、友達に会ったこと、サッカー、間食、帰宅を同時に考えることになります。一つずつ同じ長さで書くと、特に伝えたい場面に使えるスペースが少なくなります。

木にボールが引っ掛かったことを中心に選べば、そのときの反応や、助けてもらった過程を詳しく思い出せます。誰が先に気付いたのか。お父さんにどう頼んだのか。ボールが戻ってきたあと、何をしたのか。続く質問も、選んだ出来事に沿って考えられます。

記憶が曖昧な部分は、いったん空けておいて大丈夫です。はっきり説明できることから順にメモにします。覚えている経験と文章の順序がつながると、次の一文に使う材料が増えます。

特別な旅行をしていない週末にも、書く題材はあります。遊んでいる途中で予定が変わったこと、家族で解決したこと、初めて試したこと。その中からテーマに合う経験を選び、お子さまが何を覚えていて、何を伝えたいかを確かめてみてください。

題材を選ぶ練習と、英語にする練習

「My dad helped us.」は、助けてもらったことを伝えます。助けてもらった方法を覚えているなら、その過程を加えられます。まだ詳しく話せなければ、分かっている順序をまず残しておきます。

場面ははっきり思い出せるのに、英語が浮かばない場合もあります。そのときは、選んだ題材を使いながら、動作を表す単語や文を練習できます。書く経験をまだ選べていないのか、選んだ経験を英語にするのが難しいのか。相談では、その違いが分かる原稿や説明が役立ちます。

メモを見るときは、文の数とともに内容のつながりにも注目してみましょう。サッカーをしたあと、ボールが木に引っ掛かり、助けてもらって解決した。この流れが説明できれば、文章の組み立てを準備したことになります。細かい描写や文法は、その材料を使って次に考えていけます。

次の作文で見たい変化

最初の答えと、話したあとに残ったメモを比べてみてください。「サッカーをした」から、問題と解決まで広がっていれば、何を書くかが具体的になっています。メモを見ながら、出来事の始まりと結果を説明できるかも確かめられます。

次のテーマでは、一つの出来事を自分で選べるか、関連する内容を順に思い出せるかを見ていけます。必要な質問が減ったことや、質問への答えが詳しくなったことも、学習の様子を伝える材料になります。慣れたテーマかどうか、どんな助けを受けたかも添えると、別の作文との比較がしやすくなります。

Protostar Writingで、選んだ経験を文章へ

Protostarのライティングコースでは、ライティング力に合わせたレベルで学びます。WG1–WG4では文章の種類や構成を学び、それぞれの種類を3回の授業で練習します。考えたことを文や段落にまとめ、feedback をもとに書き直す活動も含まれています。

出来事を選んだあとも、必要な細部を考え、読む人が理解できる順序を作り、英語の表現を整えていきます。公園での小さな出来事が文章になる過程を見ると、今どんな力を練習しているかを具体的に理解できます。

授業はオンラインで、アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア出身のネイティブ講師がリアルタイムで担当します。講師の平均指導歴は14年で、学校での指導経験があります。

英作文が場所や活動の名前で止まるときは、原稿と、口ではどんなことを話せるかを教えてください。LINEで相談するから、題材選びと英語での表現に必要な練習をご相談いただけます。

動画の音楽について

Carefree — Kevin MacLeod (incompetech.com)。ライセンス: CC BY 4.0。音楽の出典:incompetech。

音楽の編集・ミキシング:Protostar