保護者のための英語学習ガイド

英作文の題材はあるのに続かない|質問で具体的な場面を広げる|Protostar

公園が好き、という題材から、自転車やおじいちゃんとの練習へ。答えに合う質問で材料を広げ、原稿に使う細部を選ぶ例を紹介します。

「A favourite place」というテーマに、お子さまは公園を選びました。「My favourite place is the park.」と書いたあと、紙を見つめています。公園で何が楽しいか聞くといろいろ話せるのに、原稿には「It is fun.」を足しただけ。場所を選んだ先で、何を書くかを具体的にする助けが必要かもしれません。

ライティングの授業では、その短い答えがどう次の内容につながるのでしょうか。すでに話したことに沿って質問すると、選んだ場所での経験を詳しく思い出せます。いくつかの短い答えが、文章の材料になる過程を見てみましょう。

公園で何をするかから始める

最初に、好きな場所を聞きます。

What's your favourite place? > The park.

次に、そこで何をするかを聞いてみます。

What do you do there? > I ride my bike.

公園に、自転車に乗るという活動が加わりました。誰と乗るかを聞けば、一人の人物が出てきます。

Who do you ride with? > My grandpa.

おじいちゃんという答えに沿って、一緒にしたことを思い出します。

What did he help you learn? > He taught me to turn without falling.

公園、自転車、おじいちゃん、転ばずに曲がる練習がつながりました。好きな場所を、自分の経験で説明するための材料が出てきています。

答えに沿って、次の質問を考える

自転車に乗るという答えから、一緒に行く人を聞けます。おじいちゃんという言葉が出たら、一緒にした経験を確かめられます。一度に一つの質問に答え、その内容をつなげていくと、原稿に使えることが見えてきます。

最初から「公園が好きな理由を詳しく説明して」と聞くと、活動、人物、記憶、気持ちを同時にまとめる必要があります。何をするかから始めると、その答えを手がかりに続きを思い出せます。友達とかくれんぼをするという答えなら、その経験に合わせた質問や材料になります。

コースを比べる際は、お子さまが言ったことが続く会話に使われるかにも注目してみてください。文章におじいちゃんとの練習が出てきたら、最初の答えとどうつながるかを見られます。質問が、経験を文章に取り出すためにどう役立ったかが分かります。

出てきた材料を、テーマに合わせて選ぶ

公園には、滑り台、木、自転車の道など、書けるものがいろいろあります。おじいちゃんと自転車に乗る時間が特別なら、その経験に文章のスペースを使えます。周りの景色は、伝えたい経験に必要な分を選びます。

好きな理由も、その過程で具体的になります。一緒に過ごす人、楽しむ活動、新しい動きを覚えた記憶。それが公園を好きな理由か、お子さまの説明を聞いて確かめられます。大事にしている内容が分かったら、文と段落に整理していきます。

準備のメモは、すぐにすべてを完成した英語の文にする必要はありません。場所、活動、人物を短く残し、関係する内容をまとめて順序を考えられます。書く途中で説明が足りない場所が見えたら、そこに質問を加えられます。材料を集めて選ぶ段階で何ができたかも、学習の一部として見てみましょう。

短い答えからも、必要な練習が分かる

「The park.」「My grandpa.」は、会話の質問に合った短い答えです。まず内容を話し、そのあと作文に合う文にする練習へ進めます。考えははっきりしていて英語の文を作るのが難しいのか、経験をまだ詳しく思い出せていないのかを確かめられます。

自転車に乗ったことを詳しく覚えているなら、動作を表す単語や文のつなぎ方を練習できます。「公園は楽しい」から先が浮かばないなら、何が楽しかったかを考える時間を取れます。原稿は同じように短くても、質問への答えを見ると次の活動が選びやすくなります。

保護者の方は、最初の答えと準備のメモを比べてみてください。活動、人物、経験が加わっているか。それらが好きな場所の説明につながっているか。書き始める前にできたことを、具体的に見られます。

次のテーマでは、どんな質問が必要だったか、答えを自分で広げられたかも見ていけます。馴染みのある場所かどうかも合わせて伝えると、コースの相談で学習の様子を話しやすくなります。

Protostar Writingで、答えを文章へつなげる

Protostarのライティングコースでは、考えを整理し、文章の種類や構成を学びながら書く活動に取り組みます。WG1–WG4では、それぞれの種類を3回の授業で練習し、作品への feedback をもとに書き直します。

話した答えから必要な内容を選び、読む人に伝わる文や段落を考えていきます。ライティング力に合わせたレベルなので、今の原稿でどんな助けが必要かを確かめながら学べます。

授業はオンラインで、アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア出身のネイティブ講師がリアルタイムで担当します。講師の平均指導歴は14年で、学校での指導経験があります。

場所は決まっていても続きを書けないときは、原稿と、口でどんなことを話せるかを教えてください。LINEで相談するから、材料を広げる練習や英語での表現についてご相談いただけます。

動画の音楽について

Carefree — Kevin MacLeod (incompetech.com)。ライセンス: CC BY 4.0。音楽の出典:incompetech。

音楽の編集・ミキシング:Protostar